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ハッピー犬屋敷について

ハッピー犬屋敷のショコママです。
いつも保護犬達に沢山の応援をありがとうございます。

2011年1月1日から始めたブログ「ハッピー犬屋敷 保護犬を家族に」が24年1月1日で丸13年になります。
立ち上げ当初、愛護団体を立ち上げようとか大それたことは全く考えておらず、ハッピー犬屋敷はあくまでもブログのタイトルであり、個人的なライフワークとして始めた保護活動でした。

2年、3年と続けていく内に1人2人とお手伝いしてくださる仲間が増えて来ましたが、それでもスタンスはあくまでも個人。でも、気がつくと仲間が60人前後のそれなりの大所帯。

さすがに60人もいて、個人で活動…というのもおこがましいというか、思い上がりかな、と思うようになりました。自分で産み育てたハッピー犬屋敷ではありますが、スタッフ皆さんの力があったからこそ、すくすくと大きく育ったハッピー犬屋敷です。近年は保護わんこも在籍が常に150~200匹前後です。

しかし、愛護団体と言いましても「ハッピー犬屋敷」はあくまでも個人のボランティア集団ですから社会的な信頼面等、どうしても脆弱な部分があります。

それで法人化を考え始めたのがコロナ蔓延の少し前ですが、どうしても最初の1歩が踏み出せず躊躇していました。その後、コロナが世界中で猛威を振るい始め、法人化どころではなくなりました。

長かった数年間、でも、やっと自由に動ける時が来たので、溜めていたエネルギーで今度こそ、法人化の1歩を踏み出そうと思います。

そして、2023年11月1日より「一般社団法人ハッピー犬屋敷」として認可されました。

近年、愛護法が変わりつつあります。
動物たちにとって本当に良いものであって欲しいのは当然の理想ですが、悪い側の抜け道も沢山あるのも事実。愛護法や動物に対する環境がこれからどこまで良くなってくれるのかは正直、未知の世界です。

また、これからはどんどん高齢化社会になります。高齢の方が飼っていたわんちゃんが飼い主の死亡や施設入居で取り残されることも大変増えてきてます。

安易にペットショップで買ってしまったがわんちゃんの躾が出来ず、手に負えなくなったパターンや、結婚した、子供が産まれる、離婚したなど生活環境が変わって飼えなくなるというパターンもあります。

ほとんどの場合は高齢犬であったり、社会性が出来てなかったりで、譲渡が難しいことが多いです。
譲渡可能な年齢の子には改めて社会性を学んでもらい、沢山愛されながらも我慢することも覚えてもらいます。
また、老犬や病気を持っている子など、譲渡することが難しいわんちゃんの終生飼育も今後の課題と思っております。

いつどうなるか分からない政治や愛護法の行く先をのんびり眺めていたら、その間も辛い思いをする動物達がいるわけです。

一般社団法人になるからと言いましてもハッピー犬屋敷の方針や考え方は変わりません。
法人化することより、自分たちに出来ることが少しでも増えていけたら良いなと考えております。

今後とも今まで同様、「一般社団法人ハッピー犬屋敷」をよろしくお願い致します。