三重苦
保護犬達の為に医療費、シートやフードなどご支援をお願いできるとありがたいです。
最近、保護する子の中に何らかの疾患を持つ子が多く、その治療の為の費用が高額の為、医療費が逼迫しております。
その他にも、病気の子の為の療法食、常に200匹以上のわんこの為のフード、シートやサプリメント、施設の賃貸料など、団体を運営していくために非常に費用がかかっております。
今は毎月赤字の状態でなんとかギリギリでやりくりしています。
多くのわんこを助けられるように、十分な医療をかけられるように、ご寄付をお願い頂けるとありがたいです。
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夜中におばんですm(_ _)m
相変わらずこんな時間になってしまいます。
今日は、糖尿病のかほ(伊香保)のことについて書きます。
かほは、糖尿病からくる白内障で、すでに失明しています。

それだけならまだしも、最近は聴力も、そして嗅覚もほとんどありません。
耳は、手を叩くと「かすかに」聞こえるくらい。
鼻も、ほんの少し匂いを感じるかどうか…というレベルです。
まさに、三重苦と言われたヘレン・ケラーのようです。

犬は本来、目が見えなくても耳や鼻が優れているから、それでカバーして生活できます。
でも、そのどちらもほとんど機能しないとなると、やっぱり気の毒です。
少し前までは聴覚も臭覚もそれなりに機能してましたが、ここ1年2年で急に駄目になってきました。
糖尿病を調べてみると、犬ではあまり事例等載ってないのですが、人間の場合では一般の人に比べると(気をつけてないと)数倍、聴覚障害や嗅覚障害が出やすいようです。

ショコママが出来ることは、かほが家の中で迷って途方にくれないようにしてあげることです。
まずは、床には洗えるトイレシートを道の様に敷いてます。
その上を歩けば、「道標」として一定方向に進めるようにしています。

三重苦と言われたヘレン・ケラーも、サリバン先生と一緒に素晴らしい人生を過ごせたわけです。
ショコママはサリバン先生みたいにはなれませんが、かほが自分の方向がわからなくなってオロオロしてる時も、糖尿病のご飯が嫌だとゴネた時にも、何とか対処出来るように、と小さな努力をしております。
逆に、かほにやめてほしいことがあります。
ショコママがテーブルに座ると寄ってきて、ショコママの手をガリガリすること。
何か頂戴!と言ってるのですが、これがしつこい(ToT)
この爪でガリガリされるので、ミミズ腫れになることもあります。

臭覚(もしかしたら味覚も落ちてるかも)がほぼ無くなってから、ご飯の食いつきにも波があります。
ちょっと手作りなどで、食感的に嫌なものだと残したり、そのくせショコママの手からだと食べたりします。
あまりに食べないとインシュリンが打てないので、仕方がないので手で1つ1つあげることもあります。
それを覚えていて、しっかり食べた時にもショコママが座ると側に来て「なんか下さい!」ガリガリとやるわけです(ToT)
これは是非やめて頂きたい(笑)

でもまあ、保健室は、かほにとっては「勝手知ったる我が家」。
見えなくても、聞こえなくても、匂いがわからなくても、なんとか安全に過ごせる場所だと思ってます。
糖尿病で若くもなく、小さくもなく、目も鼻も耳も不自由な子を家族に迎えようと思ってくださる神様のような方は正直、見つからないかもしれません。「一縷の望み」は捨てずには居たいですけどね。
かほが、少しでも穏やかに、安心して過ごせるように。
今日も明日も、サリバン先生もどきは頑張りたいと思います。
みんなが、どうぞ元気に過ごせますように!
ショコママとさくらちゃんが太りますように!
・・のポチをよろしくお願いしますm(_ _)m