キューちゃんのこと
保護犬達の為に医療費、シートやフードなどご支援をお願いできるとありがたいです。
最近、保護する子の中に何らかの疾患を持つ子が多く、その治療の為の費用が高額の為、運営費が逼迫しております。
その他にも、病気の子の為の療法食、常に200匹前後のわんこの為のフード、シートやサプリメント、施設の賃貸料や光熱費、団体を運営していくためには非常に費用がかかっております。
今は毎月赤字の状態でなんとかギリギリでやりくりしています。
多くのわんこを助けられるように、十分な医療をかけられるように、ご寄付を頂けるとありがたいです。
わんこ達にフードなどのご支援を頂けるとありがたいです。

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こんにちは。
昨日は急遽保護したわんこのことを先に載せたので今日はキューちゃんのことを。
昨日は朝早く家を出て、体調絶不調のキューちゃんを大学病院に連れて行ってきました。
ちょっと長くなりますm(_ _)m
農工大は10時からの予約、距離的には遠くないのですが混み合う時間とロケーション。
8時半に家を出て、着いたのは15分前。
病院前はすっかり秋の色。帰る頃には車には落ち葉がいっぱい。

今回は結構無理に予約を入れてもらったので、待つ覚悟では行ったのですが、予想以上に待ちました。
10時予約にも関わらず、実際に診て頂いたのは11時過ぎ。
検査だなんだと終え、更に会計も結構待って、病院を出たのが13時過ぎ。
結構、この時点で疲れました(ToT)
勿論、朝も昼も食べてません。
眠眠打破とエネルギーチャージを飲んで頑張りました。

そして、問題の診断結果なんですが・・・予想はしてましたが、キューちゃんの肝臓は末期状態。
門脈シャントは肝臓に栄養が行き届かないので肝臓が育たず、普通の子に比べて小さいのです。
肝臓には色々な働きがあります。
門脈シャントとは、本来肝臓に入るべき胃腸からの血液が、「シャント」と呼ばれる異常な血管を経由して、解毒を受けないまま全身を巡ってしまうことです。その結果、有害な物質が体の各所に届くようになり、様々な弊害を生み出すと同時に、肝臓が栄養失調に陥って小さく萎縮してしまいます
当然、小さい肝臓は無理をして働くわけです。
出来るだけキューちゃんの肝臓の負担を少なくさせるため、ショコママは食事療法で頑張ってきました。
ただ、もうそろそろ限界のようです(ToT)
あの小さな肝臓の状態から考え得て、よく頑張った方です、と先生にも言われました。
一般的な門脈シャントですと手術をして異常な血管を閉じてしまえば予後は良好に行くことが多いようです。
ただ、マルチプルの門脈シャント(何本も複雑にあるとか繰り返し出来る)場合、手術も出来ず、治療と言ってもサプリやラクツロースを飲む内科的治療のみ。
今となると、もう出来る治療はないようです。
たまたま見たら、目やにが出てました。このところ、やたらと目をしょぼしょぼさせてます。
なんか、弱ってるせいか、色々予想外のことが出てきます。

食べなくなって来ると、点滴で水分補給とかもありますが、浮腫や腹水が溜まるという副作用もあるようなので、こちらの先生はあまり推奨しないと。
人間でも同様な話を聞きますので、ショコママもそう感じてます。
難病の場合、ファロー四徴症という心臓病のこにょもそうでしたが、手術は勿論、治療自体ない、というのは辛い。
ショコママ「もう1度、手術というのはあり得ないんですよね?」
先生「ないですね。人間なら生体肝移植という選択肢も状況によってはあり得ますが。この子の場合、手術はあり得ないです。」
分かってはいたんですけどね(ToT)聞いてしまいました。

一般の病院に行けば、おそらく点滴とかアンモニアを吸収されにくくするラクツロースとか、サプリとかの処方だとは思いますが、それも知ってはいましたし、サプリは使っています。
点滴も諸刃の刃であり利点とリスクが共存します。
今は11月に入ってご飯が食べれなくなってから下がりまくっているアルブミンを少しでも上げていく・・ことくらいです。一旦下がったアルブミンを上げることがとても大変な事も知っています。
しかも、この時期になると、殆ど食べてくれない(ToT)
11月に入ってからの10日間、殆どまともに食事を摂ってません。
10月中は結構普通に食べていたんですが、突然のように、食べなくなったんですね。

いつもの気まぐれかと思っていたんですが、数日続くので・・これはもしかして・・と嫌な予感がありました。
10月の中くらいにお散歩に行った時の写真です。
ほぼ歩きはしませんが、カートの中で嬉しそうにしていました。
目力があっていいお顔でした。

カフェでもとても活発に、持っていったおやつもよく食べました。

キューちゃんが大好きなマリモと一緒です。

キューちゃんが協力団体さんの方から移動したばかりの頃には、小さくて、食べなくて、正直、あまり長くは持たないかもとは思ってましたが、もう7年以上、特に大きな問題もなく過ごしてました。
そのことに慣れてくると、キューちゃんが不調になることを忘れていた、というより考えたくなかった。
病院でのキューちゃんです。
あの目力のある気の強い笑顔はありません。

ぼうっとしているか寝ているか。
寝るのもベッドとかでなく、誰も来ない隅っこに行って、冷たい床で寝るのです。

心配なので暖かい場所に移動しました。
しんどそうな感じです。

ショコママは色々な病気の末期というか最期を経験しています。
こういう日が来るのは心のどこかでは分かっていながら、でも、日々元気に過ごしてくれていたキューちゃんを見ていて、心の中で奇跡を願っていたんだと思います。

いつまでキューちゃんとの時間が残っているかわかりませんが、キューちゃんをショコママの子にしたいと思います。
ずっとそう考えていたことです。
保健室で天国に行く子は皆そうなんですが、特にキューちゃんやマリモは来た時から不調だったので、一緒の布団で寝て、ずっと見守ってきた子たちです。
今日、横で眠るキューちゃんを見て、そう決めました。

もう少しだけ、ショコママの子として、そばにいてもらいたいです。
まだ、失いたくないです。

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それでは、明日も平凡で平和な普通の1日でありますように!
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